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2009年2月19日(木)

保険制度・・・改善して欲しい!

以前より、介護保険を利用する方の、改修工事をさせていただきました。例えば、玄関、廊下、トイレ、浴室等へ手摺の設置。浴室等、室内の段差を改修したり、自分では、皆様に、満足をして頂いてると思っています。

最近の新聞記事で、介護の事が掲載されていました。それは・・・体の容体は何も変わっていないのに介護保険のランクが下がり、自費の負担が増えて困ったとか、まともな仕事にも付けず、収入が足りない、毎日の世話で疲れて自殺が増えたとか・・・・問題だらけの「介護保険」という記事でした。

3年前、母親が脳梗塞で左半身不随になりましました。 まさしく私も、新聞の記事と同じ気持ちになりがちです。しかし、昔は、そんな保険制度がなくて 「大変なってもんじゃ・なかった!」 と思います。今は、リハビリやホームヘルパー等、介護度で違いはありますが、サービス(一割負担)を受ける事ができます。その点は大変有難い事です。(もちろんケアマネージャーのお世話にならないといけません。住宅の施工会社を決めるのと一緒で、ケアマネージャーも良い人を選ぶ必要があります)。

私は少ない保険料で、必要なサービスを多く受けたいと思ったのですが、しかし、介護と障害、両方の保険をなかなか利用できませんでした。行政に問い合わせても、規則がありまして・・と、のらりくらり、ヨイともダメと言わず、理由を聞くと詳細の判断基準がないとかで、責任逃ればかりです。 正直、自費で払うから、健康保険も含め、保険制度は「止めてしまえ!」・・と何度も思いました。

私の勝手な希望ですが、健康・障害・介護等の保健制度相互の壁を取り掃って一本化して欲しい。また、未納者が無いよう、保険料金も含め、徴収方法を考え直(工夫)して欲しいです。それと、私事ですが、母親は、以前より、容体があまり良くならなくても、不自由な体に慣れたせいか、工夫と努力で、出来なかった事も、最近は出来る様になってきました。これがランクの下がった要因なのです。その辺を、介護度の判断基準書や新聞記事は伝えてほしいです。仕事もそうですが、何事も工夫ですよ!。出来る嬉しさが本人を明るくします。 今後は、介護者と介助者の負担を少なくして、きちんと職に就ける環境造りを保険制度が応援をしてほしいのです。手摺の設置や段差を無くす事以外にも、自立できる為の設備の補助もして欲しいし、家族の代わりに見回り等もしてほしいです。私は近隣の方、ボランティアの方にお世話に成って大変有難いです。

最後に、障害をかかえた家族の皆様にお願い申し上げます。私はこう思います。誰のせいでもありません。現実の苦労は、「天に与えられた使命」だと、「いつかは必ず良い事がある」と自分に言い聞かせながら、毎日を送っています。みんな一緒に頑張りましょう!!

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